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- 営業技術としてお客さまとのヒアリング・打ち合わせから構想・見積もり作成まで行う。
- 設計全般(全体のプランニング・部品設計・電機回路と制御システムの打ち合わせ・製造工程組み)
- 製造の進捗確認から、完成機械の試運転まで行う。
私が三明機工を選んだ理由は、なんと言っても設計職から見た製造現場の近さでした。 三明機工では自社で設計した機械の部品製造・組み立て・試運転から納品後のロボットティーチングまですべて一貫して自社内で行います。
自分の設計した機械が目の前で出来上がっていくのは、設計者にとって最高の環境ですし、部品加工や組み立て工程まで踏まえた設計が出来るのは、その機械の精度にもプラスに働く重要なポイントです。 それを魅力に感じ、入社しました。
私たちダイカスト事業部の設計は、ダイカストマシン周辺機器の自動化ロボットを設計しています。 1点1点がお客さまの製造ラインや要望に合わせたオリジナル機になるため、新しいことを始めるのに資料がなくゼロから構築していきます。やりたいことが決まり、予算や時間に制限がある中で、その手段をいかに考えるかが楽しく難しい部分です。
ロボットの魅力は自分が動かしたいように設計すれば、その通りに動いてくれること。 もちろんそのためのプログラミングは複雑化しますが、完成し、思い通りの動きを目にしたときの喜びはひとしおです。
私の今の役割は、日程管理の制度を上げながら、複数のプロジェクトを同時に進行させるスキルの向上です。 お客さまのオーダーにはすべて納期があります。設計前の構想は重要なプロセスですが、そこに時間を掛けすぎると、その後の設計・組み立てに時間を掛けられなくなります。
また設計内容や工期は予算にも反映されますので、設計・製造・組み立てといった部門を横断するメンバーと目標を共有し、いかに効率よく品質の高い製品を作れるかは、プロジェクト管理をするもののスキル次第だと痛感しています。
今まで自分が経験してきたこと、習得してきたことを後輩の誰もが同じように出来るよう、標準化・規格化していきたいですね。
その上で私自身はまた新しいことにチャレンジしたいと思っています。 今設計の現場では3DCADが標準になり始めていますから、その習得を完璧にしたいと先輩に聞いたり独学で勉強したりしています。
また今後は専用機の設計・製造にも携わりたいです。 専用機は1台1台が用途も利用業界も様々な完全オーダーメイドですから、その中でさらに経験や技術を磨いてみたいと思います。
ものづくりの仕事を目指すのなら、まずは何にでも興味を持って「知りたい」と思うことが重要だと思います。
ロボットなど経験のない中でのスタートの方も多いと思いますが、やる気と興味があれば、専門知識は入社してからでもどんどん身についていきますよ。